commitment HIRONDELLE SOAPの、こだわり。

常識的にはありえない、原末製法。HIRONDELLE SOAPの製造。

1成分でもたいへんな原末なのに、7成分もの原末を使って石鹸をつくることは、ある意味、いままでの常識ではありえない! 「嘘でしょ!?」から始まった開発が進むにつれ、次第に理想の石鹸づくりに携われる喜びを感じるようになり…。

「HIRONDELLE SOAP」製造のお話をいただいた時、最初の一言は「嘘でしょ!」だったのを覚えています。それくらい、従来の石鹸製造の定説を無視した、なんと常識外れの石鹸なのだろうと思いました。化粧品業界においては、通常、美容成分原末を10倍から100倍希釈した(薄めた)エキスを0.03%程配合して「○○成分配合」と記載する商品も多くある中、ほぼすべての美容成分を原末のまま、という他の石鹸では考えられない贅沢な配合。それは、製造工場泣かせの原末製法(原末添加法)の採用でした。
最初は原末がなかなか溶けこまず、加熱時間を長くすることで黄色味が強く出たり、独特な香りが出たりと安定せず、苦労の連続でした。製造時の加熱時間、加熱温度を変えながら、幾度も試作を繰り返し、試作をすること20回以上。ようやく仕上がりの色も香りも安定した納得のいく石鹸に仕上がったと赤崎社長にお届けしたところ…赤崎社長の反応は「さらに、まだ、どこにもない理想の石鹸をつくりたいんだ」の一点張り。特に原料は天然物、口に入れても安全なものにこだわり、連日、工場に来られる赤崎社長と話し合い、さらに試作を重ねて配合成分を決定していきました。中でも、新たに配合したアセチルヘキサペプチド-8、白金ナノコライドの2つの成分は、シワ、シミなどのアンチエイジングおいて、これまで他社がつくられてきた商品とは明らかな差別化を図ることができたと思います。 赤崎社長の石鹸づくりへのこだわりと情熱は、いままで固定概念を覆すほどの発見の連続でした。
安全で美容性にすぐれ、使ってすぐに効果、使い続けてさらに違いがわかる商品開発に携われたことが製造者とし誇らしく、うれしく思います。

株式会社オモトコーポレーション 工場長 渡邉雅代

それは、機械では決して、つくりだせない人技の恵みです。HIRONDELLE SOAPの製造。

原末を、しかも7成分をも使って添加するためには、ひとつひとつの成分を喧嘩させないように慎重に溶かし込む必要があります。 熟練の技で釜炊きされた溶液を慎重に枠練り製法で丁寧に手づくりしました。

「HIRONDELLE SOAP」は、機械練り石鹸ではありません。機械練りであれば、材料を機械で練り、大量生産が可能で、製造コストを抑えることが可能です。
しかし、原料の98%を石鹸素地にする必要があるため、他に保湿成分や美容成分を配合しようと思っても、残りの2%程度しか配合できません。13もの成分でつくられる「HIRONDELLE SOAP」は、2%程度しか配合できない機械練りでは製造できないのです。
だから、「HIRONDELLE SOAP」は、「枠練り」で手づくりします。それは、どんなに手間をかけても、いままでになかった理想の洗顔石鹸をつくるという強い志の選択でした。さらに、天然成分を多く含んでいる石鹸は、自然乾燥によって歪みが生じやすくなります。そこで、「HIRONDELLE SOAP」は、人の目で検品を重ね、人の手で丁寧に磨きあげ、酸化を防ぐために密閉度の高い材質で個装されているのです。